審美歯科治療
歯科において審美と無関係な治療はないといっていいほど、審美性は重要なポイントです。
当院では、オールセラミッククラウン(ジルコニア)・オールジルコニアクラウン・PFMクラウン・ハイブリッドクラウン・ラミネートベニアなど様々な審美治療を行っています。
また、お口の中の状態は常に変化するものなので、基本環境を整えるよう定期的な検診で虫歯治療や歯の汚れを取ることも、機能面はもちろん歯の美しさへ繋がります。
【オフィスブリーチング】
歯を白くするのに、もっとも安心・確実なのは「オフィスブリーチング」。
治療の流れは、まずドクター自らがお口の中をお掃除し、汚れを取り除いた上で、検査やかみ合わせのチェックなど行います。そして歯の漂白(オフィスブリーチング)で歯そのものを白くしたのち、虫歯などブリーチングではとれない部分の治療を行います。
ブリーチングとは、文字通り「歯の漂白」を指します。長年の実績によって効果や安全性が保証されている、過酸化尿素や過酸化水素を使用します。
ブリーチングには、ドクターが自ら処置を行う「オフィスブリーチング」と、ドクターの指導を受けながら患者さまがご自宅で行う「ホームブリーチング」があります。当院では、より早く、確実に高い効果を上げることができる「オフィスブリーチング」を行っています。この治療の利点は、ドクターの管理のもと、数回の来院で治療を完了することができること。患者さまの食生活や喫煙習慣などにより、程度の差はありますが、一般的に漂白効果は1回の治療で、約3~5年持続します。
「白い歯になりたい!」というご要望はもちろん、薬害による変色、高齢化による黄ばみまで、幅広いご要望にお応えいたします。
審美歯科の種類
オールセラミッククラウン(ジルコニアフレーム)
オールセラミッククラウン(ジルコニアフレーム)とは、素材がセラミックでできている被せ物です。
陶器の素材なので光を通し、天然の歯のような透明感が期待でき、金属アレルギーの方も安心してお使い頂けます。
また、元々の歯の色に近い色合いに調整も可能です。強度は強くありませんが、歯茎にも優しい治療方法です。
オールジルコニアクラウン
審美性に優れたセラミックは奥歯など、強くかみ締める部分では割れる危険性があります。そんな部分には、たいへん強度のあるジルコニアだけでできた被せ物(クラウン)を使うことで割れたり欠けたりする危険性が抑えられます。
セラミックに比べると透明感はありませんが、金属と同等の強度がある硬い素材なので歯ぎしりをする方でも欠けたりせず、歯を削る量も少なくすむのが特徴です。
PFMクラウン(メタルボンド)
PFMクラウン(メタルボンド)とは一般的な被せ物で、金属の土台にセラミックを焼き付けたものです。
メタルボンドなどともよばれています。セラミックを使用しているので天然の歯のように美しく、強度もありますが内側が金属なので後々歯茎が変色したり金属が見えてくることもあります。
ハイブリッドクラウン
ハイブリッドセラミックという、レジン(プラスチック)にセラミック粉末を混ぜたものを使用する被せ物です。レジンには変色しやすかったり、割れやすかったり・・・という欠点が。セラミックは強度がありすぎ、接触する他の歯を傷つける恐れがあるという欠点があるのですが、これは両方の欠点をおぎなう素材です。
ハイブリッドセラミックのみを使用する被せ物や金属の支柱にハイブリッドセラミックを張り付けた被せ物があります。
ラミネートベニア
爪の厚さくらいのセラミックの板のことです。前歯を少し削ってかぶせたり、歯並びを良くしたい場合に使われます。
ホワイトニングではどうしてもきれいにならないケースなどで有効です。